葬儀の歴史及び種類と簡素化される現状

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日本では、戦後間も無い昭和23年に制定された墓地、埋葬等に関する法律や感染症法30条が遵守されて来た事から現在では99%以上の故人の遺体が火葬され、刑法第190条死体遺棄罪や第191条墳墓発掘遺体遺棄罪などにより自然葬で葬られる事無く墳墓に埋葬されています。

世界では、風葬や樹木葬、鳥葬、水葬、塔葬など様々な葬送方法が存在します。世界最古の予言者ザラスシュトラが開祖とされるゾロアスター教では、インドのムンバイの高級住宅街マラバール丘に鳥葬専用施設である沈黙の塔が現在も存在しており、パールスィーの遺体を鳥葬で葬送しています。

鳥葬は、ゾロアスター教だけで無くチベット仏教でも行われており、チベット仏教では遺体の食い散らかしは不吉として遺体を細かく裁断し、鳥葬台にばらまきます。

チベット仏教では、鳥葬だけでは無く塔葬や水葬、土葬、風葬が行われています。

塔葬は、位の高いダライ・ラマやパンチェンニフマ、大生き仏などの遺体に特殊処理を施し仏塔などに大切に保管し、次いで徳の高い僧侶や生き仏は火葬により葬送されています。
水葬は、主にチベット南部で行われており、寡婦や身寄りの無い経済困難者の遺体を一般的に関節ごとに切断して川に遺棄しますが、日本では長期間の航海時には緊急措置として水葬が行われるケースもあります。チベット仏教では基本的に行われない風葬ですが、東南アジアやオーストラリア、北アメリカなど多くの地域で樹木の上や断崖絶壁、洞窟に死者を置く方法で行われています。
日本でも、江戸幕府の檀家制度が根付くまでは各地で風葬が行われていたとされ、琉球地方や奄美地方では遺体が白骨化するまで風葬で葬った後に洗骨を行い埋葬する葬儀を昭和40年代まで行っていた記録が残っています。
一般的な日本の葬儀は、遺体の引き取りに始まり、通夜及び告別式を経て火葬後に埋葬されますが、皇室葬儀令により天皇は土葬で葬られるなど日本でも地域によっては葬儀の方法が大きく異なります。

福岡や大分などの九州地方では、過去及び現在、未来の罪を帳消しにする減罪信仰から出棺時には棺を3回回したり、出立ち飯や茶碗割りなどを行います。雪深い日本海側の秋田県や岩手県、青森県などの一部では、通夜に先立って火葬を行う前火葬が行われています。


埋葬終了後には、遺族を労う為に近隣住人が仏具の鈴や打楽器の鉦鼓を用いて仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌にのせて、ゆどきと呼ばれる念仏講や観音講が行われています。念仏講や観音講は、北陸地方でも行われていますが、福井では邪気や厄を祓う赤として縁起直しに赤飯を食します。
葬儀は、日本各地で独自の風習が継承されていますが、都市圏への過度の人口集中や少子高齢化により風習の入り込む余地の無い直葬やゼロ葬などの非常にシンプルな葬送方法が増加傾向にあり、葬祭施設も数百人の参列者に対応出来る施設から家族葬に対応した小型の葬祭施設が都市圏で増加しています。


業者も、従来の不透明な料金体系から透明性の高いセット料金に移行しています。

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